総合得点 | 5 | 温泉の泉質・湯量・自然環境・温泉街・宿が揃っています |
お湯の質 | 5 | 酸性湯は刺激が強いですが効能はバッチリ! |
宿の数・種類 | 5 | 大型の旅館やホテルが多く収容人数も大で歴史もあります |
グルメ | 5 | 食べ歩きも食事処も個性豊かで老若男女問わず楽しめます |
温泉街 | 5 | 湯畑をはじめ温泉街以外も見どころ満載です |
お土産 | 5 | 温泉饅頭をはじめキャラクターグッズや山の幸がいっぱい |
周辺観光 | 4 | 冬のスキーや自然散策もたっぷりですが火山で立入禁止も |
夫婦旅行 | 5 | 夫婦でゆっくりと温泉も良し、また観光するも良し |
カップル | 5 | カップルで湯畑や周辺散策やアクティビティを楽しめます |
家族旅行 | 5 | 小さなお子様連れでもゆっくり楽しめる温泉地です |
アクセス | 4 | 車が便利ですがツアーも豊富。公共交通機関でもOK |
今回は車をとばして家から約500キロ離れた群馬県の草津温泉へ!
草津温泉といえば言わずと知れた人気の温泉。しかし、生まれも育ちも関西の私は初めての訪湯で、関東と東北の暮らしを経験している妻は2回目の訪湯でした。
ちょっと気合を入れて、朝7時に家を出発。近畿自動車道から名神高速、中央高速道路を経由して長野県から群馬県に入ります。
途中の中央高速恵那峡SAでの昼食では『飛騨牛ひつまぶし』をいただきました。牛肉の良い香りと甘辛い味付けが病みつきになる逸品でしたよ!

4月の終わりころの訪問のため、雪の少なかった年でしたが、道中白く雪を被った美しい山々が岐阜県あたりから見られ、非常に軽快に走ることができます。
長野を越えるあたりから見える浅間山の絶景は、感動すら覚えるほど美しく、なだらかな山裾に広がる黒土の景色に魅了されました。
ただ群馬県に入ると、道中に道の駅やコンビニもそれほどなく、トイレ休憩に困るほどのどかな道が続きます。
群馬県に入り草津温泉に進路を向けた途端、くねくねとした道になりはじめふと道端をみると…?
なんとビックリ、天然記念物の『ニホンカモシカ』が散歩しているではありませんか!

さすがに動物好きの妻も私も驚きと感動でしばらく興奮状態でした。
しばらく走ると草津温泉地に到着。(とはいえ出発から10時間経過して、すでに夕方の5時ですが)
今回は、直前の予約だったため素泊まりプランで『草津温泉ホテルリゾート』に宿泊。湯畑などがある温泉街からは徒歩10分ほどかかる、ちょっと離れた静かな場所にあるホテルです。

ホテル自体は古い感じですが、清潔にされているのでコスパ的にアリかと。とくに窓からの景色は、温泉街を見下ろす高台にあるので最高です。

お風呂も古いといえば古い感じが否めませんが、さすがのお湯は最高です!

このホテル自慢のお湯は、草津の中でも一番の湧出量と一番の高温を誇る万代鉱源泉を贅沢に100%掛け流しされています。Ph1.6の強酸性で、強力なピーリングと殺菌力が特徴。
酸性が強いお湯は、あご先まで浸かるとヒリヒリと染みる感じで、髭剃りのあとなどでは本当に痛く感じます。それだけ刺激が強く、肌のピーリング効果も期待できるので美肌にも効果がありそうですね!
ただ、湯上りあとはもったいないと思わず、しっかりと温泉成分を流さないと逆に肌荒れの原因にもなりかねません。刺激が強い成分の濃い温泉ほど注意しましょう。
湯上り後は夕食へ出かけます!すでに外はかなり暗くなってきましたが、ホテルから湯畑側の姉妹館である大東館への無料シャトルバスが出ているので、そちらを利用させていただきました。
本来は大東館のお風呂もいただけるのですが、今回はパスして夕食のお店を探しながら周辺散策です。
そこで夕食に選んだお店は、湯畑から徒歩2分ほどの『やすらぎ亭』という名のお蕎麦屋さんをチョイスしました。

蕎麦は十割そばを選んだので、喉ごしよりも香り重視。しっかりと蕎麦の香りを楽しんで、蕎麦湯も美味しくいただきました。
写真の天ぷらと別に注文したサクサクのマイタケの天ぷら、妻が頼んだうな重も美味しかったです。
でも、一番美味しかったのは1杯目のビールと日本酒かな?(笑)
ここの他にも雰囲気の良さそうなお店がいっぱいありました。
食後は待望の湯畑の夜景見ながら散策を堪能しました。

ライトアップされた湯畑は幻想的。

本当に綺麗です!
ゆっくりと散歩した後は、再びシャトルバスでホテルに帰ってお風呂へ。
熱いお湯なので長湯は出来ませんが、身体はポッカポカでお肌もツルツルで大満足でした。