


妻の強いリクエストから、ちょっと早いけどホタルの季節でもありましたので、再び三朝温泉へ。
今回は出雲大社に参拝した後に泊まった玉造温泉から、大山→蒜山経由で三朝温泉郷に入るイレギュラーな経路で訪問しました!
今回のお宿は「三朝温泉 後楽」さんで、ホテルではなく老舗旅館です。

このお宿の目玉は、宿に2部屋しかない「源泉かけ流しの部屋風呂」です。
一般の部屋よりは少し高い部屋ですが、何といっても世界屈指のラドン温泉を夫婦で独り占め(この場合は2人占めかな?)できる贅沢には変えられません!
ということで、迷わずいつもの楽天トラベルさんで予約。それでも1人1泊2食付きで2万円もしません。

いかにも老舗旅館らしい門構えに圧倒されつつ館内に入ると、こじんまりとしたフロントと広いロビーへ。
こちらも落ち着いた和洋折衷の雰囲気が漂います。
新しい旅館ではないので、年季が入った感じですが清潔にされており良い感じです。


部屋は期待の特別室。案内されて部屋に入って夫婦で一言、Wow!でした(笑)
写真では分かりにくいですが、結構広いです。しかも大型液晶テレビがベッドの正面にデンと据えられており、高級感もたっぷり!
でも、本当のお目当ては部屋付きの源泉かけ流し半露天風呂!
それがこちら!!

半露天とはいえ、網戸付きで虫も来ない!見ての通りの広さで、壁面は大きな窓が広がっており解放感も抜群です!
このラドン温泉源泉かけ流しのヒノキ風呂に、滞在中は入り放題と超ゴージャスな気分!
夫婦水入らずで、ゆっくりのんびりと混浴を楽しめます。
ただ、夜中は環境保全と資源保護のためお湯が止まるので注意が必要です。


妻は部屋風呂を満喫していましたが、私は大浴場もいただきました。
広いお風呂もいいもんですよね!大浴場のお湯は熱めですので、ゆっくりと浸かりたい方は露天が良いかもしれません。

夕食は懐石料理風で、てんぷらやデザートなどが適温で良いタイミングで追加されます。
お酒も豊富で、値段もお手頃!つい飲みすぎるのが悪い癖にございます…。
早めの食事が終わって再度お風呂へザブン!何度入っても気持ちい~い。その後は食べ過ぎたので少しベッドでうつらうつら~と至福のひと時です。
アラームをセットしておいた夜の8時半。眠そうな妻を引っ張り起こして虫よけスプレーをぶっかけ、後楽さんのすぐ近くにある「子ども広場」よこの小川(ちょろちょろと流れる側溝?)でホタル観賞です。

ちょっと時期が早かったのでそれほどの数はいませんでしたが、それでもぱっと見で数十匹は舞い飛んでいました。(時期は旅館か観光協会に問い合わせるのがベスト!)
見物客も他に2組と少なく、子供の頃見て以来のホタルの幻想的な光に癒されるひととき。
部屋に帰ってからは、再びお風呂にビールと夫婦で大満足でした(笑)
今回は2回目の三朝温泉でしたので、定番の『因幡の白うさぎ』のお饅頭に、島根からの途中で買ったクリームサンドをプラスしました。お上品な味で美味でしたよ!
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三朝温泉の泉質は含放射能ナトリウム―塩化物泉、含放射能ナトリウム―炭酸水素塩泉です。
また三朝温泉の効能としては、関節疾患では慢性関節リウマチ、変形性関節症、その他の慢性関節疾患。運動器疾患として、五十肩、腰痛症、椎間板ヘルニア、その他の各種神経痛、筋肉痛、脳卒中後遺症(片麻痺)、脊椎、脊髄疾患及び損傷など。循環器疾患として、高血圧症、動脈硬化症。代謝疾患として、糖尿病、痛風、肥満症。外傷後遺症として、打撲・骨折・脱臼後の疼痛、関節拘縮。皮膚疾患として、皮膚掻痒症及び角化症。その他として更年期障害などが挙げられています。
また、ラドン温泉の成分が空気中に漂うためか、この地域の発がん率は一般的な発生率に比べると半分程度という研究結果もあるそうですよ。
温泉成分が強いせいか、禁忌症として、急性疾患(特に熱のある場合)、活動性結核、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度貧血、妊娠(特に初期と末期)の方は入浴をひかえた方が良いようです。